〇主人公(高校生)
〇主人公の母
〇主人公の友人(数名)
〇夢の世界の住人たち(複数名)
SF・心理サスペンス
〇【導入】共有夢のユートピア
他者と夢を共有できる新技術が普及。高校生の主人公も、友人たちと夜な夜な夢の世界に集まり、現実では不可能な自由を謳歌する。
〇【異変】消えゆく現実の肉体
現実世界で友人たちが一人、また一人と姿を消していく。しかし、夢の世界へ行けば彼らに会うことができる。
友人たちは「現実」という概念そのものを忘れ始め、夢の世界こそが居場所だと信じ込んでいる。
〇【探索】夢の深淵への潜入
孤独になった主人公は、世界の謎を解くために夢の深層部へ。そこで出会う住人たちは、嫌いな人間を無視したり、言い争いが絶えなかったり、
また個人を崇拝するなど、主人公にとっては奇妙な生活を送っていた。夢の世界の人々は楽しそうに見えてどこか冷酷な面があり、
主人公は実体のない恐怖に直面する。
〇【結末】目覚めと、残る違和感
不気味なダンスと混乱のさなか、母親の声で現実へと引き戻される主人公。
「なんだ、夢だったのか」と安堵して学校へ向かうと、そこには消えたはずの友人たちが。
「あれ?皆どうしたの?皆いなくなったはずじゃ…」
「…何言ってるんだ?前から居たじゃないか。」
「寝ぼけてるんじゃないの?」
「そうかな…そういえば朝、変な夢を見たんだ。」
「どんな夢?」
「みんなが居なくなっていく夢。」
詳細な内容
皆で同じ夢を共有できる技術が誕生した!
夢の中で友人と遊んだり、現実では出来ないようなことも自由に出来るようになった。
そして、人々はその世界を楽しんでいた…
高校生である主人公もその一人だった。
主人公は仲の良い友人を誘い、夢の世界で遊んでいた。
(ここでダンス入れても良いかも)
しかし、ここである事件が起こる。
現実世界で、友人の一人が姿を見せなくなったのだ。
しかし、夢の中では会うことができる。
夢の中にて
「最近会わないけどどうしたの?」
「…? ちょうど今、会っているじゃないか」
「現実での話だよ!」
「現実って、何?」
主人公は、それ以上返す言葉が思いつかなかった。
日を追うごとに、現実世界から友人が消えていく。
でも、皆夢の中では会うことができる。
主人公はついに一人になってしまった。
「あの時自分が皆を安易に誘っていなければ…」
主人公は、原因解明に乗り出した。なぜ皆現実から消えてしまったのか。
そもそもこの技術は誰によって、なぜ作られたのか?
主人公は夢の世界へと潜り、手掛かりを探すことに。
道中、夢の世界で暮らす人々と出会う。
彼らは多種多様な姿をしていた。
キャラクターに扮して人々の人気を集める者、常に言い争いをしている者…
主人公は情報を集めるため、聞き込みを行った。
だが、無視される。まるで主人公のことが見えていないようだ。
主人公は同じ高校生の集団を見つけた。
主人公はその中の一人に話を聞いてみることにした。
「この世界って、誰が作ったかわかりますか?」
「誰が作ったか?うーん、そんなの気にしたことないなあ。」
元々は友達と遊んでただけだったし。」
「それ、私も同じです。でも、こんなに夢の世界が拡大するなんて、思っていなかった。
最初は遊びのつもりだったのに…」
「でも、正直こっちの世界の方が楽しいよ。趣味の合う人が多いし、嫌いな人とは関わらなければいいだけだ。」
「…なんか奇妙じゃないですか?この世界。なんていうか、皆楽しそうに見えて冷たいというか…」
夢の世界の住人との会話はそこで終わった。
また、別の集団にも聞き込みに行った。
「この世界って、誰が作ったかわかりますか?」
「みんな、じゃないかな?」
「みんな…?」
「みんなの夢が繋がってできた、新しい世界だと思う」
「現実世界から友人が居なくなってしまったんです。
何とかしてこの世界の謎を解明したいんだ。」
「…そんな難しい事考えるよりも、もっと楽しいことをしようよ。
だってここは夢の世界なんだし。」
「でも…」
(ここで少し不気味なダンスを入れる)
そこで突然夢から覚める(ような演出?)。
主人公の目前には母親が居た。
「やっと起きた…どれだけ起こしても起きないから心配したじゃない」
「あれ?そんなに寝てた…?」
「もう朝の8時よ。学校は?」
主人公は慌てて家を出た。
学校に着く、そこにはいつもの友人たちが居た。
「あれ?皆どうしたの?皆いなくなったはずじゃ…」
「…何言ってるんだ?前から居たじゃないか。」
「寝ぼけてるんじゃないの?」
「そうかな…そういえば朝、変な夢を見たんだ。」
「どんな夢?」
「みんなが居なくなっていく夢。」
終了